村のプロフィール
■田舎館村章 |
統一円満を意味する円の中に、田舎館村の頭文字でもあり、稲穂が実る村のイメージとしての「田」がおさめられ、上部には村の歴史を物 語る館(城)を配しています。 |
■村民憲章(昭和60年11月25日制定、平成29年12月1日改正)
わたくしたちは、北方稲作文化繁栄の地を誇りとし、輝かしい歴史と伝統をきずいてきた田舎館村民です。
わたくしたちは、秀峰岩木のみねを仰ぎ、浅瀬石川の清流にうるおされている土地に住む幸せを感じ、さらに村民ひとしく健康で、豊かな村づくりを目指して、次の憲章を実践します。
命を大切にし、水と緑を愛し、健康で活力のある村づくりにつとめます。
何事にも協力しあい、人の和をはかり、明るい村づくりにつとめます。
考えを深め、学ぶ態度を養い、創意に満ちた村づくりにつとめます。
誰ともふれあう心を持ち、思いやりのある村づくりにつとめます。
天と地の恵みに感謝し、働くことを尊び、豊かな住みよい村づくりにつとめます。
■村の歴史
田舎館村は昭和30年4月1日、田舎舘村と光田寺村が合併して誕生しました。
津軽平野の南側に位置するこの地域からは、縄文時代や弥生時代の遺跡が数多く確認されており、なかでも弥生時代中期末の水田跡が656枚ほど発見され、全国的に有名になった垂柳
遺跡(国史跡)があります。
また田舎館村には南北朝時代に既に武将の館があり、戦国時代には田舎舘城千徳氏が居住していました。
天正13年(1585)の壮烈な戦いや、五代城主千徳掃部政武の妻、於市の方の自刃は長く語り継がれています。
近年は、これらの歴史や、先人たちが築き上げてきた伝統文化を大切にしたむらづくりを進めるとともに、緑(農業、自然)と工業の調和した稲香るふるさととして発展を続け、現在に至っています。
■行政
■位置・地勢
田舎館村は青森県津軽平野の南側に位置し、東に八甲田山、西に岩木山をのぞむことができます。
面積22.35km2の地形は東西に9km、南北に6.5kmと広がり、村の中央を東西に浅瀬石川、弘前市との境を南北に平川が流れており、土地の大部分は沖積土でおおわれています。
豊かな水と地味肥よくな土壌は、米、りんご、野菜の作付に適しています。
■村の花・木(平成23年3月15日制定)
稲の花
制定理由
稲は当村で弥生時代から作られていたとされ、基幹作物であり以前は反収日本一に何度も輝き、現在は食味日本一の米作りを目指しているなど米ととても関わりがあります。また、稲で絵を描く「田んぼアート」は世界的にも有名であり、当村とは切り離せない作物となっています。花は2時間程度しか咲きませんが、限られた時間を精一杯生きるさま、また、貴重であり神秘的でもあると言うことから、当村に相応しく、当村の土台を支えている花といえます。
サイカチ
制定理由
サイカチは、ジャケツイバラ科サイカチ属の落葉高木で、幹や枝には鋭いトゲが多数有ります。生育はすくすくと伸びやかに枝を広げ、夏の日差しを緑の葉で和らげ、秋には沢山のさや状の実を実らせます。
今でも田舎舘城址に植えられており、樹齢400年以上になります。1585年に津軽為信との戦いで死んだ300余名を埋葬したときの供養樹であると言われています。
生育内容、歴史的観点、また村の文化財としても指定されており、今後も守っていかなければならない木となっているため、村を象徴するもっとも相応しい木といえます。
■村民歌(平成27年4月1日制定)
作詞:保岡直樹
作曲:安達弘潮
補作:安達弘潮、田舎館村民歌制定委員会
歌詞
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楽譜
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♪音楽ファイル♪
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