令和元年度 雪原風景(冬の田んぼアート2020)

2020年3月30日

 

 冬の田んぼアート2020  作品テーマ 「 輝く冬空の銀河 Shining Winter Galaxy 」

 

 ◎開催期間/2020年2月7日(金)~9日(日) 10:00~21:00 延べ3日間 (※7日10:00~15:00は制作風景を公開)

 

 ◎スノーアートのライトアップ/2020年2月7日(金)~9日(日) 17:00~21:00

 

 ◎場   所/第2田んぼアート会場 (道の駅いなかだて「弥生の里」内、弥生の里展望所周辺)

 

 

  2月7日から3日間開催した冬の田んぼアート2020では、スノーアート第一人者・英国人アーティストのサイモン・ベック氏から技術継承を受けた地域住民グループ「スノーアーティスト集団It's OK.」の皆さんが、スノーシューを履いて第2田んぼアート約10,000㎡の雪を踏み固め、奥行約70m×幅約140mのスノーアートを披露しました。

 近年にない暖冬傾向による少雪の中、初日はメンバー10人と弘前大学の学生ボランティア2人が約6時間半かけて制作。一転して2日目からは寒気の影響で大雪となり、2月9日未明には中南津軽に大雪警報が発令されました。弘前市の72時間降雪量が約80㎝で全国1位を記録する中、It's OK.のメンバーは登山用のプロトラクターコンパスで方角を確認しながら、正確な歩幅と歩数でスノーアートの維持に取り組み、夕方には深雪でより際立ったスノーアートがライトアップで幻想的に浮かび上がり、見学に訪れた人たちを楽しませていました。期間中、会場には延べ約6,000人が来場し、会場周辺では他に雪を楽しむ体験ワークショップやそり遊び、キャンドルナイトなども行いました。

 

 

 

 

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スノーシュー

 2月7日(初日) 初日は根雪がなく、踏み固めると田んぼの土が見える状態で制作スタート

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2月7日 スノーアートが完成し、グループの田澤代表がデザインを公表
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2月8日(2日目) 7日から8日かけての積雪により、8日のアートはほぼ制作し直したものを公開  
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キャンドルナイト/縁コネクトオフィス 2月8日 いなかだて冬花火
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2月9日(最終日) 一夜で約30㎝ほど雪が積もり、8日に復活させたアートを再度メンテナンス

 2月9日 
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2月8日、9日 雪上マッコ探し  ※マッコは津軽弁でお年玉のこと

2月9日 スノードームづくりワークショップ/NPO法人harappa

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 2月9日 弘南鉄道弘南線(田んぼアート駅)でのラッセル車特別運行

スノーアート体験/スノーアーティスト集団It's OK.