弘前圏域8市町村国土強靭化地域計画

2021年3月11日

弘前圏域8市町村国土強靭化地域計画を策定しました


 弘前圏域8市町村(弘前市、黒石市、平川市、西目屋村、藤崎町、大鰐町、田舎館村、板柳町)では、大規模自然災害から住民の命や生活、地域経済社会を守るため、あらかじめ災害に強い地域づくりを計画的に推進するための指針となる「弘前圏域8市町村国土強靱化地域計画」を合同で策定しました。(令和3年3月策定)

弘前圏域8市町村国土強靭化地域計画(全体計画)(991KB)

リスクシナリオごとの対応方策(全文)田舎館村(1MB)

弘前圏域8市町村国土強靭化地域計画に関連する主な事業 田舎館村(130KB)

弘前圏域8市町村国土強靭化地域計画に関連する主な事業(付表)田舎館村(118KB)

 

 

国土強靭化とは


 国土強靱化とは、自然災害が発生するたびに長期間をかけて復旧・復興を図るといった事後対策の繰り返しを避け、事前防災・減災等の対策をあらかじめ総合的かつ計画的に推進することにより、いかなる災害が発生しようとも、被害が致命的なものとならず迅速に回復する強靭な地域を作り上げていくことです。

 

 

計画策定の趣旨


 国では、「強くしなやかな国民生活の実現を図るための防災・減災等に資する国土強靱化基本法(以下「基本法」という。)」に基づき、平成26年6月に「国土強靱化基本計画」を策定しました。また、青森県においても、平成29年3月に「青森県国土強靱化地域計画 ~ 命と暮らしを守る青森県へ ~」を策定し、今後の大規模自然災害に備え、強靭な国土づくりに向けた施策を推進しています。

 国土強靱化を実効性あるものとするためには、国のみならず地方公共団体や民間事業者、住民などの関係者が総力を挙げて取り組むことが不可欠であり、弘前圏域8市町村においても、国や県などと連携して強靱化の取組を計画的に推進するため、本計画を策定します。

 

 

弘前圏域8市町村による合同策定


 弘前圏域8市町村は、地理的な面において河川の氾濫や火山噴火など共通のリスクがあること、また、近年の災害は多様化・激甚化していることから、より広域的な視点で災害対策に取り組むことにより、圏域全体の強靱化へつながることが期待できます。

 

 

計画の位置付け


 本計画は、基本法に基づく計画であり、各市町村における「総合計画」等の計画について、国土強靱化に係る事項を補完するとともに、各市町村間で情報共有し、その着実な推進を図るための指針となるものです。

 基本法では、国土強靱化地域計画は国の基本計画との調和が保たれたものでなければならないとされており、本計画の目標等については、基本計画を踏まえて設定しました。

 また、県の地域計画との調和を保つため、本計画の目標等については、青森県国土強靭化地域計画も踏まえて設定しました。

 

 

基本目標


1.人命の保護が最大限図られること
2.弘前圏域8市町村及び社会の重要な機能が致命的な障害を受けず維持されること
3.住民の財産及び公共施設に係る被害の最小化
4.迅速な復旧・復興

 

お問い合わせ

総務課
防災交通係
電話:0172-58-2111
ファクシミリ:0172-58-4751