役割・仕事
村議会の役割
村では、乳幼児や高齢者の福祉、子供たちの教育、道路や下水道の整備など、住民の生活に関わる様々な仕事をしています。
田舎館村を、より快適で住みよい村にしていくためには、村民の皆さんが話し合い、実行していくことが重要です。
しかし、多くの村民が1ヶ所に集まり話し合うのは困難であるため、選挙によって村民の代表者である「村議会議員」を選びます。代表者として選ばれた「村議会議員」が集まり、村の条例(きまり)や予算を審議し決定するところが「村議会」です。
議会の仕事
村議会は、村民の代表として十分な活動ができるように、さまざまな権限があります。
【議決】
議会の仕事で代表的なもので、議場において審議し、可否を決定します。
主な項目は次のとおりです。
・条例の制定・改正・廃止に関すること
・予算の審査及び決定、決算の審査及び認定に関すること
・条例で定める契約、財産の取得または処分に関すること
【選挙】
議長、副議長、選挙管理委員などを選挙で選びます。
【同意】
副村長、監査委員、教育委員などの選任に際し、同意を与える権限があります。
【検査・調査】
村の仕事が適正に行われているか、検査・調査することができます。
【意見書の提出】
村に関わりのある事柄について、国や県、関係機関などに意見書を提出することができます。
【請願・陳情の受理】
議会に提出された請願・陳情を受理し、必要に応じて審査・調査します。
議会の構成
村議会は、村民の皆さんを代表する議員によって構成されています。
◆議員
村議会議員は、4年ごとに選挙によって村民の中から選ばれます。
議員定数は、条例により「8人」と定められています。
◆議長・副議長
議長と副議長は、議員の中から選ばれます。
議長は村議会の代表であり、議場の秩序を保ち、会議を進め議会の事務を指揮・監督します。
本会議と委員会
村議会には、定期的に開催される「定例会」と、必要に応じて開催される「臨時会」があり、決められた一定の期間に本会議や委員会を開いて議案等の審議を行います。
定例会は、年4回(3月、6月、9月、12月)に開催されます。
【本会議】
全議員で構成され、議案等を審議し最終意思を決定するほか、村政全般について一般質問を行う会議です。
【常任委員会】
村の事務に関する調査や議案、請願等を審査する委員会です。
田舎館村議会では、「総務文教常任委員会」、「産業経済常任委員会」の2つの常任委員会があります。
【議会運営委員会】
議会運営に関する事項、会議規則及び委員会に関する条例等に関する事項、議長の諮問に関する事項の調査を行い、議会運営上必要な事項に関して意見を調整し、取り決めを行います。
【特別委員会】
特定の問題について、審査・調査するために、村議会で必要と認めたときに設置します。